開業ブログ

【第11話】設計・施工打ち合わせ

山田 耕路さん

こんにちは、コージです。

恐らく、このブログ11話目が公開される翌日が日本政策金融公庫との面接日だと思います。
準備の過程と実際の面接内容は次回記載してみたいと思います。

さて今回は設計・施工についてです。

物件を探している段階の人は未知の領域ですよね。
ここまで辿り着いた方達はあとはご縁と運だけの物件取得最終段階間近の人達です。

現在、理想的な物件が出てきまして、コージは昨年から数えて4回目!の物件申し込みをしました。
昨年、物件申し込みでは悔しい思いをし続けてきましたので、今度こそはという気持ちです。
その後、色々な不動産会社の担当さん、ビール会社の営業さんからご協力頂き、物件情報がかなり集まるようになりました。

その中から、居抜物件でかなり自分の条件的に理想な物件が出た為、今回は内見した後すぐに申し込みしました。

物件を探し始めた頃は、申し込みはお金がかかると思っていたのは今では良い思い出。
内見して気にいった物件は他の人も気にいるはずなので、まずは素早く申し込みをする事をおすすめします。
デメリットは無いです。
不動産会社に意思表示を出来るだけ早く起こしましょう。

そして次が設計施工会社と一緒に内見です。
そもそも事前情報で内容が分かっていて高確率で取りに行くであろう物件な場合は最初の内見から業者と一緒に行った方がライバルよりも早く進める事が出来ますよね。

ちなみに申し込んだ物件はコージの他に2名居ると営業担当に教えて頂きました。
ここからはライバルよりどれだけ早く動けるかが勝負の分かれ目です!

今回、頼もうとしていた内装業者さんが他の案件でスケジュールが空かず、内装業者募集サイトを利用してみました。

設計施工業者に知り合いが居ない場合は提案依頼してくれるサイトもいくつかあるのでおすすめです。
不動産会社もお付き合いしている懇意の業者があるので相談してみるといいかもです。

今回は3業者で相見積もりを取ろうと思います。

1社目は申し込みをした不動産会社の協力会社(A社)

次に2つの募集サイトに掲載して、速攻で1社エントリー(B社)があり、内見の約束をしました。
ここで今回重大なミスをしてしまいました(後ほどご説明します)

更に募集サイトから2社エントリー。
先に応募してきた内装会社に連絡しましたが内見予定日に別の案件があって来れないとの事。
同じ日に時間をずらして一気に終わらせたいので、お断りしてもう1社に来てもらう事にしました(C社)

その後もエントリーがあり4日で8社!ご連絡があり、嬉しい悲鳴ですが、多くても大変なので全てお断りしました。
内見当日は1時間づつずらして設定し、打ち合わせを行います。

今回の物件について、
テーマは『インパクト!』

特に譲れない部分としては、

①店舗ファサードの大幅な変更(前テナントのイメージを引きずらない)
②大きな棚を造作する(秘策:いつかご紹介します)
③TVを取り付ける(秘策:いつかご紹介します)

この物件、保証金・前家賃・前テナントの造作代など合わせて税込700万円を超えています!
なるべく設計施工代金を抑えないと運営資金が残らず、資金ショートしてしまいます。。。
理想なイメージはありますが、切り捨てる部分も重要ですね。

最初にお会いしたA社は手慣れていて、こちらが事前に用意した希望の什器を記載した平面図を一緒に見ながらすり合わせをしていきます。
担当者には「値切るつもりはありませんが、出てるお見積り金額からコスト削減出来るところはご提案してほしい」と申し伝えます。
次にB社の時間ですが、遅れると連絡が。
嫌な予感がします。
結局10分遅れて到着。
だいたい今までの経験から、初日に遅れてくる担当者は上手く進む事がほぼありません。
ひとまず気を取り直して、A社へ説明した内容を復唱していきます。
流石に2回目なので説明はスムーズに出来ます。

外に出てファサードについて打ち合わせしていると、20分早くC社の担当者が来て挨拶してきました。
いま打ち合わせ中なので待ってもらいB社さんとの打ち合わせに戻ると、担当者の態度が急によそよそしくなりました。
急に忙しいアピールをしてきて採寸もそこそこに打ち切られました。

???え、もう終わりですか???
思わず言ってしまいました。。。

後で振り返ってみると、最初に電話でやり取りした時に他社との相見積もりの話をしてなかったんですよね。
そしてタイミング悪くC社が来てしまった。

このブログを書いている時点(内見終わって1週間)でB社からの見積り提案はまだ届いてません。
事前に説明忘れたコージも悪かったのですが、プロとしてどうなんでしょうね。

C社はとっても細かく採寸され、打ち合わせもスムーズに出来ました。

翌日A社とC社に金融公庫用の仮見積りを作成依頼しました。
見積り書を送ってくるスピードと見積り書の仕様内容も今後の判断基準にします(これ重要です)

そしてこれも重要ですが、金融公庫の審査結果が判った時にすぐ動けるか、スケジュールの確認です。
結局業者さん自体が案件が立て込んでいて施工が遅れると、こちらのオープン日も遅れてしまいます。

あとは振り込み条件の確認ですね。
分割払いが可能かどうか要チェックです。
手付金が最初から満額支払いだと、逃げられたり、工期が伸びたり、そもそも予算が足りなかったりとデメリットが高いです。
分割払いが2回なのか3回可能なのか。
8:2の会社もあれば4:3:3の会社もありますので、交渉次第です。

3日で大まかな見積もりが出て、各社担当者と再度お会いして、より細かい打ち合わせをしました。
やはりデザインイメージについては口頭ベースだとニュアンスが伝わりずらいので、今まで撮り溜めた雰囲気の良いお店の写メをお見せして伝えていきます。
先日の京都市場調査などが役に立っていますね。

現在進捗具合はここまでで、今後デザインイメージのブラッシュアップと、再内見で細かい部分の確認を予定しています。

更に求人手配の打ち合わせ、食材・酒販店・資材・産業廃棄物業者の選定が今週の主な行動予定でしょうか。
冒頭に記載した日本政策金融公庫の面接が最大の山場ではありますが。

次回のブログも起業しようとしている方達への参考記事になればと思います。
本日はここまで。

※最後までお読み頂いて有難うございます。宜しければコメント頂けると励みになります!

この記事へ応援コメントや質問をする

記事を書いた人
山田 耕路さん

高校卒業1週間後、地元の北海道より役者になる為に上京。 大手劇団に所属するも、自分の目指す芝居と方向性が違う為、1年後に自分で小劇団を立ち上げ、約9年運営。 劇団運営中、知り合った別の劇団の嫁と結婚を機に飲食業の世界に就職。 自分の接客・料理でお客様が喜ばれる事が肌で感じられ、舞台のスポットライトとはまた違うやりがいを感じ、天職と思い20年以上勤務。 外食・中食・給食と様々な経験をして、残りの人生を「社会に飲食業で貢献する」仕事をしたいと独立を決意。 夢は「毎日オープンしているこども食堂」を開く事! 中板橋駅前にて、2020年4月20日に『焼鳥酒場 鶏のから騒ぎ』をオープン! もっと読む

Copyright © 居抜き店舗ABC, All Rights Reserved.